国立新美術館で素敵なチラシを見つけたので手に取ってみると、国立新美術館で開催される予定の『ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム展』のチラシでした。どうやら2015年6月24日(水)~8月31日(月) まで開催されるそうです。この企画展のようにマンガやアニメ、ゲームなどのカルチャーが美術として評価されるようになったことは、今後の日本にとって意義あることだと思います。
手塚治虫さんが亡くなった1989年以降に焦点をあてた展示
手塚治虫さんが亡くなった1989年以降の25年間に焦点をあて、日本のマンガ、アニメ、ゲームを概観する展示となるそうです。今回の展示会のように現在進行形のテーマを扱うことは来場者に影響を与えるだけでなく、現在頑張って制作している作家さんたちにもいい影響を与えるのではないでしょうか?
8つの章に分けた展示構成
展示は8つ章(テーマ)に分けて構成されます。マンガ、アニメ、ゲームだけの視点でなく、テクノロジーやインターネット、コミュニケーションなどの視点も踏まえて企画されるようなので、25年間の変遷を考えさせられるものになりそうです。
- 第1章:現代のヒーロー&ヒロイン
- 第2章:テクノロジーが描く「リアリティー」―作品世界と視覚表現
- 第3章:ネット社会が生み出したもの
- 第4章:出会う、集まる―「場」としてのゲーム
- 第5章:キャラクターが生きる=「世界」
- 第6章:交差する「日常」と「非日常」
- 第7章:現実とのリンク
- 第8章:作り手の「手業」
ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム展の情報
会場:国立新美術館 企画展示室1E
期間:2015年6月24日(水)~8月31日(月)
開館時間:10:00~18:00 金曜日は20:00まで入館は閉館の30分前まで)
休館日:毎週火曜日休館
展覧会公式書籍を発売予定