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美術館&博物館

ディズニー・アニメの制作方法が学べる『ディズニー・アート展』

東京、大阪、新潟、宮城を巡回する展示会『ディズニー・アート展 いのちを吹き込む魔法』が2017年4月8日から開催されています。 映画では見ることのできないディズニーのアートを堪能できるチャンスです。

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テクニック&トレーニング

松本零士のテクニック満載『零次元マンガの描き方』

『プロのマンガテクニック』シリーズに松本零士さんの書籍が加わります(2017年7月31日)。今まで勝手に『プロのマンガテクニック』シリーズは劇画専門の指南書だと思っていましたが、どうやらそのような垣根はないようです(笑)。

松本零士 零次元マンガの描き方 (プロのマンガテクニック)
出版社: 玄光社
著者: 松本零士

プロのマンガテクニック・シリーズについて

『プロのマンガテクニック』シリーズでは絵の描き方、ストーリー、演出方法など、漫画を描くうえで必要なテクニックを学べます。しかしゼロから手取り足取り教えるようなスタイルではありませんので、必要なところをつまみ食いしながら勉強していくといいでしょう。その代わり、テクニックを教えてくださる漫画家の得意とする表現をテーマとしてまとめられている、各巻とも違うことが学べます。

  • 第1巻:池上遼一さん – 男と女の描き方
  • 第2巻:平田弘史さん – 侍の描き方
  • 第3巻:平田弘史さん – アクションとエロスの描き方

SFマンガの描き方

『松本零士 零次元マンガの描き方 (プロのマンガテクニック)』の内容紹介を見ると、どうやらSFマンガの描き方がメインテーマになるようです。『新・セクサロイド』の第1話を完全収録するとともに描き方を解説します。また松本零士さんがかつて連載していた漫画の描き方講座『松本零士のまんがテクノロジー』も収録される予定です。

メーテルの描き方

『プロのマンガテクニック』シリーズでは絵が完成するまでのステップごとに解説したコーナーが掲載されています。今回はなんとメーテルの描き方だそうです!ちょっと胸がときめきますね・・・(笑)。

ファンも楽しめる書籍

『プロのマンガテクニック』シリーズでは漫画を描かない人でも楽しめるように、たくさんの作品が掲載されています。今回は『銀河鉄道999』、『宇宙海賊キャプテンハーロック』、『クイーンエメラルダス』、『新竹取物語 1000年女王』などのカラー画が掲載されているようです。

子供の頃から憧れてきた松本零士さんの世界が堪能できる日を楽しみに待っています。発売日は2017年7月31日です。

松本零士 零次元マンガの描き方 (プロのマンガテクニック)
出版社: 玄光社
著者: 松本零士

プロのマンガテクニック・シリーズ

『プロのマンガテクニック』シリーズでは池上遼一さん、平田弘史さん、望月三起也さんのテキストが出版されています。

池上遼一 ワイルド&ビューティーの描き方 (プロのマンガテクニック)
出版社: 玄光社
著者: 池上遼一
田弘史 超絶サムライ画の描き方 (プロのマンガテクニック)
出版社: 玄光社
著者: 平田弘史
望月三起也 ハードアクション&エロスの描き方
(プロのマンガテクニック)
出版社: 玄光社
著者: 望月三起也




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画集

これからマン盆栽をはじめる人必見!『マン盆栽の超情景』

パラダイス山本さんのマン盆栽に関する本が、長年の沈黙を破り出版されました。タイトルは『マン盆栽の超情景』。なんと10年以上もマン盆栽に関する本は出版されていなかったそうです。

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イラストレーション

プロのイラストレーターとしての経験が詰まった寺田 克也さんの著書『絵を描いて生きていく方法?』

アメリカでも人気のイラストレーター、寺田 克也さんの著書『絵を描いて生きていく方法?』を読んでみました。寺田さんが絵を描くことで経験してきた大切なポイントを、論理的に解説している本です。


絵を描いて生きていく方法?

インタビュー形式なので読みやすい

寺田 克也さんがイラストレーターとして経験し、悩んできた事に対して、論理的な回答が書かれた本です。しかし、堅苦しい話にならないように、インタビュー形式で書かれています。気さくな会話からスタートしながらも、本題に話を持っていく話芸は、まるでアメリカのスタンドアップコメディアンのようです(笑)。

クリエイターなら誰でも悩むことがたくさん書かれいる

絵を描くための技術的な話はもちろんのこと、モチベーションの作り方、寺田さんの経歴などさまざまな内容が書かれています。クリエイターなら誰でも悩むことが書かれているので、漫画家、アーティスト、ディザイナーなどのクリエーターが読んでも共感できることが多いと思います。

もちろんこれからイラストを描こうと思っている人やクリエイティブなことを趣味ではじめようと思っている人は読んでおくと、後で役に立つでしょう。

論理的な回答

本書に掲載されたトピックに対する寺田さんの解説は、個人的な視点ではなく、かなり客観的に分析されています。例えば子供時代の絵について語る章では、子供の絵とはどのようなものなのか分析したうえで、教師や親は子供の絵を理解しようとはせずに『社会的な型にはめようとしている』ことを指摘しています。

どうすれば寺田さんのようになれるのか?

これから絵を描こうとしている十代、二十代の若い人たちは、この本を読むと「好きで絵を描いているだけではダメなのかぁ?」と尻込みするかもしれません(笑)。「どうやったら寺田さんのように論理的に対処できるようになるのか?」と悩む人も多いはずです。寺田さんは『こうすれば論理的になれる』とは書いていませんが、この本には論理的になれるヒントが書かれています(笑)。

寺田さんは『宇宙大作戦(スタートレック)』のファン

『第16章 絵を描いて生きてきた』では『宇宙大作戦』の理想的世界から人類の文化について語っています。きっと寺田さんの論理的思考の原点は『宇宙大作戦』から来ているのでしょう。このテレビシリーズを見ると論理的に考え、行動しようと思うようになれること間違いなしです。

若い人たちには、人生の修行として『スター・トレック』、『新スター・トレック』まで見ることをおすすめします(笑)。


絵を描いて生きていく方法?
出版社: パイインターナショナル
著者: 寺田 克也




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画集

昭和の思い出が詰まった実相寺監督の画集『ウルトラ怪獣幻画館』

ウルトラマンの監督を務めた実相寺昭雄さんの画集が出版されています。ペンと水彩を使って描かれたウルトラマンや怪獣たちは懐かしい昭和の雰囲気を伝えています。

画集『ウルトラ怪獣幻画館』

著者の実相寺昭雄さんは2006年に他界されましたが、実相寺監督と仕事をした仲間たちによってこの画集が作られました。掲載されているほとんどの作品はウルトラマンに関する絵ですが、最後にゴジラとシルバー仮面の絵が1枚づつ掲載されています。単行本のサイズですが非常にいい画集です。


ウルトラ怪獣幻画館 (ちくま文庫)

実相寺昭雄さんの水彩画

ウルトラマンや怪獣をテーマに集められた画集ですが、コンセプトアートのようにカッコイイ絵ではありません(笑)。実相寺昭雄さんの絵は、まるで絵日記のようにペンと水彩でサラッと描かれています。

ウルトラマンと怪獣のフィギュア

実相寺昭雄さんはウルトラマンや怪獣たちのフィギュアも好きだったので、フィギュアをモチーフに描いている絵があります。特に俯瞰から描かれた怪獣たちはテレビに出てきた雰囲気とは違い可愛らしいです(笑)。

懐かしの風景

人間の目線から描かれた怪獣の絵は背景が絵描かれており、昭和の懐かしい雰囲気を伝えています。画集の最初に掲載されているメトロン星人やペロリンガ星人の絵はとてもロマンチックで、子供心に戻れると思います。

独学で学んだ絵

実相寺昭雄さんは『ウルトラマン』、『帝都物語』などのようにビジュアルにインパクトのある映画を監督しましたが、美術教育をうけたことはありません。早稲田大学在学中に公務員試験に合格たことにより外務省に勤務。その後はテレビ演出家として活躍しました。絵は独学で趣味として描いていたそうです。たしかに実相寺昭雄さんの作品を見ると絵を楽しく描いていることがうかがえます。


ウルトラ怪獣幻画館 (ちくま文庫)
出版社: 筑摩書房
著者: 実相寺昭雄




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画集 美術館&博物館

スラヴ叙事詩に特化した『ミュシャ展』の公式カタログ

2017年3月8日(水)から6月5日(月)まで国立新美術館で開催されている『ミュシャ展』の公式カタログを購入しました。ミュシャがスラヴ叙事詩に取り組んだ理由やその当時の社会情勢を解説しているので、展示会を見に行く前に読んでおくと理解が深まります。

『ミュシャ展』の公式カタログ

250ページほどある公式カタログの半分ほどがスラヴ叙事詩に関する内容です。見開きで図版を掲載することで、本の限界まで図版を大きく掲載しています。またスラヴ叙事詩の各作品は巨大なうえに細かく描かれているので、本物の雰囲気が伝わるように細部の図版を15ページほど掲載しています。


ミュシャ展

わかりやすい解説

解説はスラヴ叙事詩の成り立ちやその当時の社会情勢などについても書かれているので、晩年のミュシャがどのような気持ちでこの作品に取り組んだのか理解できます。また各作品の解説をしているページは少し小さくした図版とともに掲載されているので理解しやすいです。

手ごろな値段

スラヴ叙事詩は素晴らしい作品なので「もっと細部の写真を掲載して欲しい」とわがままを言いたくなりますが、手ごろな値段(2400円)のカタログなので十分に満足できる仕上がりです。

スラヴ叙事詩に特化した『ミュシャ展』

今までチェコ国外で公開されたことは無いアルフォンス・ミュシャのスラヴ叙事詩が国立新美術館で公開されています。このシリーズは全部で20点あり、どれも巨大な作品です。その他にもプラハ市立美術館から貸し出された作品や日本国内に収蔵されているミュシャの作品が展示されています。

ミュシャ展の情報

会場:国立新美術館 企画展示室2E
住所:東京都港区六本木7-22-2
期間:2017年3月8日(水) ~ 2017年6月5日(月)
開館時間:10:00 ~ 18:00
※金曜日は20:00まで
※4月29日(土)-5月7日(日)は20:00まで
※入場は閉館の30分前まで
入場料:1,600円(一般)、1,200円(大学生)、800円(高校生)


ミュシャ展
出版社: 求龍堂
編集: 国立新美術館、NHK 、NHKプロモーション、求龍堂