無料の3D-CADソフト Fusion 360をある程度使いこなせるようになりましたが、機械設計の知識が全く無いために、3D-CGソフトのようにレンダリング画を描くだけの状態になってしまいました(笑)。そこで機械設計を学習しようと、一番簡単そうなテキスト『図面の読み方がやさしくわかる本』を読んでみました。
図面の読み方がやさしくわかる本
『図面の読み方がやさしくわかる本』を読むと、機械設計の図面を読み、頭の中で立体をイメージできるようになります。本の前半部分では、簡単な図面の例がいくつも掲載されており、著者の西村 仁さんによって丁寧に解説が書かれています。
また後半では機械設計に使用される記号についても解説されているので、機械設計の考え方も学ぶことができます。
機械の知識ゼロでも大丈夫
技術者でない人が読んでも理解できるように、この本は図面の「読み方」にフォーカスして書かれています。通常、設計製図を学習する本では「読み方」についてここまで丁寧に解説していません。なので、今まで図面を見たことがない人でもこの本ならば理解できると思います。
挫折しないことが大切
ひょっとすると物足りなさを感じるかもしれませんが、そのくらいがテキストとして丁度いいです。このような初心者向けの本は無理をせずに「最後まで挫折しないで楽しく読める」ことが重要です。
著者: 西村 仁さんの本
さらに機械設計をマスターしたい人向けに「描き方」、「加工材料」、「機械加工」に関する本も出版されています。