「絵を描きたいけど自分には全く絵の才能がない」と思っている人にぜひ読んで頂きたい本が『脳の右側で描け』です。私はこの本と出合ったことで、やっと絵を描くことを趣味とすることができました。
全く絵が描けないので、何度も挫折
私は何度も「絵を描けるようになりたい!」と思い立っては、絵を描くことにチャレンジしてきました。しかし・・・自分の下手な絵にショックを受け、そのつど挫折していました(笑)。
『デッサンの入門書』は専門書
またデッサンの入門書を購入してみたものの、最初の課題からついていけず、「才能がないんだ・・・」とショックを受けては挫折していました(笑)。しかし今思えば、その当時購入したデッサンの入門書は「全く絵を描いたことがない人」を対象読者としていなかったのです。デッサンの入門書と書いてあっても、それらの本は『専門書』だったのです・・・理解できなくて当然ですね(笑)。
書籍『脳の右側で描け』との出会い
「自分には絵を描く才能がないんだ」と思っていたときに、科学雑誌『ニュートン』の小さなコラムに書籍『脳の右側で描け』が紹介されていました。さっそく購入してみると「自分には絵を描く才能がないんだ」と思っていたことが、単純な「脳の処理の問題」だったということに気がつかされました(笑)。
絵が描けない原理を理解する
カリフォルニア州立大学ロングビーチ校で教鞭をとっていたベティ エドワーズさんによって書かれた『脳の右側で描け』は「なぜ絵が描けないのか?」という原理を理解することからスタートします。特に掲載されている最初の課題を実践すると「自分の脳をコントロールできなかったこと」に驚かされると思います(笑)。
「右脳と左脳のトレーニング」とは?
「右脳と左脳のトレーニング」と聞くとかなり怪しい感じがすると思います。しかしこのテキストで使用するトレーニングは決して怪しいモノではないので安心してください(笑)。掲載されているトレーニングは全て一般的なトレーニングとテクニックです。
この本の革新的なところ
著者であるベティ エドワーズさんの功績は、今までバラバラに存在していたトレーニングやテクニックを集め、効果的で包括的なトレーニング方法を作ったことです。さらに各トレーニングの意味するところを脳の仕組みから解説しているので、他の入門書とは違う『論理的な入門書』になっています。
あとはトレーニングするのみ!
絵を描く原理がわかってしまえば何も恐れることはありません!あとは掲載されているトレーニングを経験することで絵が描けるようになります。この本に出合ったおかげで私は絵を描いたり、ものを作ったりすることが趣味として定着しました。なので「自分には絵が描けない」と思っている人にぜひ読んで頂きたい本です。
ちなみにこのサイトでは書籍『脳の右側で描け』についての注意点や、その後の学習方法などについても書く予定です。こちらのリンクをクリックすることで他の記事も読めるようにしておきます。よろしくお願いいたします。
ワークブックもおすすめ!
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