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Canon 純正のレリーズ『リモートスイッチRS-60E3』を使ってみた

三脚の購入と同時に、Canon EOS 70Dに使用するためのレリーズ『Canon リモートスイッチRS-60E3』を購入しました。『リモートスイッチRS-60E3』は値段も安く、接続や操作が簡単です。またサイズが小さく軽いので、持ち運びに最適です。

レリーズとは

三脚を使った撮影では、カメラ本体のシャッタボタンを押しまうとブレが発生してしまいます。そのブレを発生させないための機材がレリーズです。また長時間露光(バルブ)撮影をする場合はレリーズを必要とします。なので三脚の購入をする際には、レリーズの購入も同時に考えておいた方が良いでしょう。

EOS 70Dやkissシリーズ用の純正レリーズ

EOS 70Dやkissシリーズ専用のCanon純正レリーズが『リモートスイッチRS-60E3』です。Canon純正のリモートコントローラーは4種類ほど発売されていますが、EOS 70Dやkissシリーズが選択できるのは『リモートスイッチRS-60E3』か『リモートコントローラRC-6(記事の最後に説明を書いておきます)』だけです。

残念ながらタイマーコントロールができるCanon純正レリーズはジャックの機構が違うので使用できません。(追記:他のメーカーによる製品が発売されています。)

Canon リモートスイッチRS-60E3




使い方は簡単

『リモートスイッチRS-60E3』の使い方は簡単です。レリーズのジャックをカメラ本体のリモコン端子に接続し、レリーズボタンをカメラ本体のシャッターボタンと同じ要領で使うだけです。

撮影時の注意点としては三脚とカメラを触らないようにすることと、レンズについているスタビライザー機能をOFFにすることです。

レリーズボタンのロック方法

リモートスイッチRS-60E3のボタンを押しながら上方向に押し上げることで、ボタンをロックできます。レリーズボタンのロックすると赤色のシールが現れるので、撮影中であることが瞬時にわかるようになっています。撮影を終了されるときはボタンを下げるだけです。この機能は長時間露光(バルブ)撮影や連続撮影する時に使用します。

コンパクトなサイズ

リモートスイッチRS-60E3はサイズが7.5cm x 2cm x 1cmくらいなので、男の人が握ると完全に隠れてしまうくらいコンパクトです。小さくて、超軽いので常にカメラバックにいれて持ち歩くことができます。常備しておけば外出先で「家に忘れた!」なんてことが起こらないので安心です。

コードの長さは60cm

コードの長さは60cmなのでカメラから離れて撮影する目的では使えません。しかし通常の撮影ではケーブルが短い事の利点の方が大きいです。ケーブルが短いのでレリーズを手放してもカメラからぶら下げておくことができます。またファインダーをのぞきながらでも手探りで探せばすぐにレリーズを見つけられますし、暗闇の中でも簡単に見つけることができます。

ケーブルの収納

リモートスイッチRS-60E3にケーブルを巻き付けて収納しやすいように、ボディーの側面が波のような形になっています。またケーブルを固定するための凹み部分が左右2か所についているので便利です。さらにリモートスイッチの底に穴が開いているのでジャックの尖端を差し込むことでケーブルが完全に固定されます。

追記:他のメーカーによる製品

カメラ屋さんに行くとCanonの純正でないレリーズも販売されています。RS-60E3にデザインが似た商品や、タイマー機能がついたレリーズが安い価格で発売されています。

デザインが似た商品

【ロワジャパン】【AFロック機能付/ライターサイズ/超軽量】Canon キヤノン RS-60E3 / PENTAX ペンタックス CS-205 対応 ミニ シャッター リモコン レリーズ

タイマー機能付き

【ロワジャパン】【プロ専用/液晶LCD/タイマー機能付/撮影回数設定無制限】【PDF日本語説明書あり】Canon キヤノン RS-60E3 / PENTAX ペンタックス CS-205 対応 シャッター リモコン コード レリーズ

『リモートコントローラRC-6』は自撮り用

ちなみに『リモートコントローラRC-6』はカメラから離れて(約5m)自分を撮影する時に使います。リモートコントローラーなのでケーブルが無く便利なのですが、リモコン受信部はカメラのグリップの前面のみに付いているので、カメラの後ろからは使用できません。なので『リモートコントローラRC-6』は普通のレリーズとしては使えません。

Canon リモートコントローラー RC-6