書籍『女性のためのカメラレッスン』を読みました。この書籍はカメラの知識が全くない人が読むのに最適なテキストだと思いました。ただし男性にとってはタイトルが『女性のためのカメラレッスン』となっているので手に取りにくい感じがします。もちろん男性が読んでも問題ない内容です。カメラの基本知識や技術に男性も女性も関係無いですからね。
チャプター1ではカメラの構造やシャッター速度、絞りなど基本的な説明が書かれています。イラストと写真を使って解説してあるので、はじめてカメラのことを学ぶ初心者でも理解しやすい書籍だと思います。
カメラの知識をちょっと知っている人は読み飛ばしてもいいでしょう。このような基本的な知識は他のテキストでも同じような解説になると思うので、他の初心者向けの書籍を読んたことがある人も読み飛ばしてもいいと思います。
チャプター2ではBefore & After 形式で撮影方法を学ぶことができます。よくあるBefore & After形式の解説本ではBefore(失敗作)、After(成功作)の各々の解説で終わってしまうので、単純に成功パターンの丸暗記になってしまうケースが多いのですが、この書籍はBefore(最初の一枚) -> Step1 -> Step2 -> After(成功作)と撮影のプロセスを見せながら解説しているので、実際に自分がカメラを撮影する時に応用しやすいと思います。
カメラの場合は現場の状況によって自分でコントロールできることと、コントロールできないことがあるので単純に成功例をまねしようとしてもそれがベストだとは限らないと思います。それよりもAfter(成功作)に至るまでの考え方を理解することの方が初心者にとっては勉強になるのではないでしょうか?
チャプター2で掲載されている撮影シチュエーション
- お菓子
- 花、小物
- 家族、友達
- 動物、ペット
- 散歩
- 旅先
- 夕景、夜景
チャプター3ではプリントしたり、写真集をつくったり、インターネットで公開したりすることが書かれています。私の場合は誰かに見せるつもりが無かったので、関係ないなぁーと思いながら読んでいました。
しかしプリント屋さんがどんなところなのか様子を見に行ってみると考え方が変わってしまいました。店内のオシャレな雰囲気とお客さんの熱気で私のテンションが上がってしまいましたwww。私もステキな写真が撮れるようになったらプリントしたり、写真集の作成などしてみたくなってきました。まだまだ道のりは遠いですけど・・・頑張りたいと思います。